浄水器は水をおいしくするためのもので、それを可能にしている理由はフィルターにあります。
一般的に浄水器のフィルターは複数の層から成り立っており、有害物質が通らないように作られています。家庭用の浄水器がどの程度の有害物質を除去できる作用があるのかは、それぞれのメーカーごとに異なります。メーカーは製品の能力を確認するための試験を行っており、JIS規格の基準に基づいた試験ですので高い信頼性があると言えます。浄水器の購入を検討している人は実際に買う前に、メーカーごとの試験の結果を見ておいたほうが良いでしょう。販売メーカーのホームページを確認することで、信頼できる会社であれば製品の試験結果を掲載しています。同一メーカーのカートリッジであっても、有害物質を取り除く能力には違いがありますので、価格だけで判断することなく能力値に関しても調べておくことをおすすめします。本体そのものの値段が安くても、頻繁にカートリッジを交換しなければならない製品ならば、かえって経費がかさむ結果になります。有害物質を通さない性能面を考慮に入れて、購入するべき浄水器選びをしたほうが良いです。カートリッジの能力を考えて製品を購入することで、より一層安全性の高い水を飲むことにつながります。蛇口に直接取り付けるタイプのものは平均して2000~5000円ほどの値段ですが、シンクに据え置くタイプのものは2万円以上かかります。ただし、蛇口直結型のフィルターは最短で2か月ほどしか長持ちしませんので、2~5か月後にはフィルターを買い替える必要があります。